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その2
安倍総理、「ひるおび」生出演
2013年12月20日、安倍総理はTBSひるおび、テレ朝報道ステーション、テレ東WBSなどの情報番組に出演し、生で質問に答えながら説明をした。全部記す時間がないので、今日はとりあえず「ひるおび」の語録。
TBS ひるおび「国民のギモンいろいろ聞きます!」
【特定秘密保護法案】
恵:さっそく伺っていきたいんですが、まずは特定秘密保護法案です。この話をする上で支持率を見ていきたいんですが、一年間非常に高い支持率できたんですけども、特定秘密保護法案が可決した時、JNNの調査なんですけども、マイナス13.9ポイント(68.5%から54.6%)、これはどのように思いますか?
安倍総理:そうですね、反省点としては、もう少しわかりやすく時間をかけて私自身がご説明すればよかったなぁと、そう思っています。
恵:アンケートを取ったんですが、特定秘密保護法案で不安を感じますかという質問に、東京新聞の調べで「不安を感じる」が70.8%(今月8日9日)、おとといの『ひるおび』のインターネットのアンケートでも69%、で、50代男性「国民の知る権利が脅かされる」、40代女性「知らず知らずのうちに秘密に触れてしまったらどうなるの?」、40代女性「法案の内容がわからないので不安」、30代男性「チェック機関は機能するのか?」などの声がありますが、龍崎さん。
龍崎:そうですね、法案に対する不安もありますが、もう一つあるのは今回この法案の成立の進め方が、やはり外から見てやや強引だと見られたこともあります。このあたり、ま、安倍政権、慎重にこう運営をされてきましたけども、初めてこう急な感じを受けてみなさんビックリしたというか、不安に思ってる部分があるんじゃないかと思いますね。
恵:そのあたりはどうですか?
安倍総理:まずですね、先ほども申し上げましたが、大分誤解もあるなぁと思います、これは私たちの反省点なんですが、この法律は国民を守るために必要な法律なんですね。北朝鮮には大きな変化があります、日本の領土領海をめぐる緊張した状態もありますね。そこで政府は正しい判断をしなければならない、様々な情報の収集も必要ですね。そのためには、世界各国が色んな情報を持っていますが、それを日本も受け取る必要がある、そのためのルールがなければなりません。
世界の中において、スタンダードがあるかないか、日本は残念ながらスタンダードがなかった。ですが今度このスタンダードを作ることによって、今までよりも日本に情報が入ってきます。ある海外の情報の責任者が「もっと日本に情報を渡したい、(この法律で)渡しやすくなる」と言っていました。同時に、今までは秘密を認定するルールがちゃんとしていなかったんです。あるいは解除するルールがなかった。誰が責任を持ってきめたのかも分からなかった。
たとえば、菅内閣時代に中国の漁船が海保の船にぶつかった、あれ、秘密にしたでしょう?そもそもあれは特定秘密にはなりませんが、あれは誰が(秘密指定を)、菅総理なのか仙谷さんなのか、わからないじゃないですか。どうして決めたのかもわからない。こういうことはもう起こりません。今度は誰が責任を持って決めたかが明確になる。かつ、総理大臣には毎年1回、秘密保全諮問会議に出て、様々な説明をします。説明をしなければならないから、こういう(誰が何を秘密に指定したか責任も不明になる)ことはもう起こりません。(秘密が)沢山あって総理大臣は把握できないんじゃないかと言う人もいましたから、調べさせたんですね。そうしたら、秘密の9割は衛星写真、残りは沢山の暗号、あるいは武器の情報、例えば戦車の鋼板の厚さ、どのくらいの耐久能力があるか、それら1つ1つが秘密で、相当な数になっていきます。残り、私が知らなければならない秘密は限られてきます。ここでですね、一般の方が私も何か不注意があると警察が来るんじゃないか、と
恵:ここですね(アンケート「知らず知らずのうちに秘密に触れたらどうなるの?」)
安倍総理:そんなことは絶対にありません。一般の方が罪に問われることはないです。これは私が総理大臣として明確に申し上げておきたいと思います。
厳重に特定秘密は管理されますので、この特定秘密を見る人は資格審査をされて、クリアランスを受けて、これもグローバルスタンダードになるんですが、クリアランスを受けて見ることが出来る。
皆さんは、これが特定秘密ということは知りませんから、万が一、滅多に起こらないんですが、皆さんが知ってもこれは罪にはなりません。そして、報道においても、龍崎さんが普通の活動で情報を手に入れたとしても、それは罪にはなりません。
恵:よかったですね、龍崎さん(笑)
安倍総理:ですから、これからものびのびとですね、やって頂きたいと。もちろん、特定秘密はそう簡単には出ませんよ。
宮崎哲弥氏:私はこの番組でも国家機密を保全する、管理する法制は必要だと言ってきましたが、今おっしゃったこと以外に、歴史に対する責任というのがあると思います。今秘密を出せなくても、歴史的にはこれは必ず資料として残さなければ、後々、−国家ってのは明暗があるわけですから、後々検証するためのものを残さなければならない。もともと国が作り出した情報は国民のものです、こういうことを保障するための制度はどうお考えですか?
安倍総理:一番大切ところなんですが、こういう特定秘密の多く、外交機密等々は、歴史の一部ですから残さなければなりません。勝手に廃棄されてはならないんですね。民主党政権時代、3万数千件廃棄された防衛機密の中の3万件を排除しているんです、こんなことをさせないために、特別公文書管理監というのを作って、この人たちがスムースに公文書館に移していくかを決めていきます。廃棄するかどうかもチェックして決めていくということになりますから、勝手に廃棄されることは、もう起こらない、ということになります。
宮崎:それは、どう作っていくかっていうのは次の国会でちゃんと議論されるんですか
安倍総理:それは、我々施行までにしっかり作っていきたいと思います。当然、次の国会においても、決めていく中において質問を受けて、答えていきたいと思います。
Done&Will サイトから引用しました。
この日の 阿部首相のTV発言内容からすると、「軍用機サイト」 を開いても 問題無いようですね。
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