オスプレイ4機、熊本県内に飛来 18日から山都町で日米共同訓練
2020/1/17 20:30
(JST)1/17 23:00 (JST)updated
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高遊原分屯地に着陸する米海兵隊の輸送機オスプレイ2機=17日午後5時30分ごろ(後藤仁孝)
18日から熊本県山都町の大矢野原演習場などで始まる陸上自衛隊と米海兵隊の日米共同訓練に参加する海兵隊の輸送機オスプレイ4機が17日、益城町の高遊原分屯地に飛来した。県内で実施される訓練に参加するのは2017年以来、3度目。
午後5時半ごろ、西側から飛来したオスプレイ2機がローターを上向きにして熊本空港に隣接する分屯地へ着陸。やや遅れてさらに2機が着陸した。訓練時以外は同分屯地で給油や整備を行う。
訓練は30日まで、同演習場と、宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島演習場で実施。離島防衛を想定し、陸自第8師団第12普通科連隊(鹿児島県)の約450人と在沖縄米海兵隊約150人が参加する。オスプレイの夜間飛行も予定している。
一方、訓練に反対する山都町の住民らは17日、大矢野原演習場近くにオスプレイを監視するテントを設営。近くの農業松本泰尚さん(71)は「夜間飛行は特に危険だ。住民で協力して監視を続ける」と訴えた。(前田晃志、
株式会社熊本日日新聞社 から 引用しました。
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